★4 | かつて実際に市役所職員(大阪市)だった志村喬はこの役をどんな思いで演じたのだろうか。[新文芸坐] (Yasu) | [投票(2)] |
★5 | 凝視の先に何が見えたのでしょうか。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★5 | 人間一回は死ぬが、死そのものを考えた黒澤映画ってあまりなかったのでは。(現象面での死はやたらあるが) ま、公園を作るための住民運動は寓話と考えていいはず。そういう意味では、意外と真面目な黒澤映画です。日本より世界の方が評価が高いのも肯けます。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | ナレーションは仲代達也です。ただただ重い映画のように言われますが、映画館で大勢の人と鑑賞して下さい。笑えるシーンも沢山あるんですよ。後半への展開は見事ですね。驚きました。 [review] (chokobo) | [投票(3)] |
★4 | 個人と組織。三人集まれば組織は出来上がる。そして組織はお互いの個を殺し合いながら増殖し活力を増す。結局この問題は自分が独りにならない限り解決できないのです。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 泣けませんでした。でもいい映画。
(ぱんな) | [投票] |
★5 | 実は淡々と流れていく日常の部分こそが、この映画の主題に他ならない。 [review] (甘崎庵) | [投票(12)] |
★5 | 再度観てもやはり凄い作品です。人が生きることの意味を真剣に考えるのはやはり期限を切られたときでしょうね。後半の構成が特に素晴らしいと思う。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★5 | 「親捨て」と「千客万来」。生きること=人生とは切ない。 [review] (いくけん) | [投票(11)] |
★4 | 脚本家・小国英雄と黒澤ヒューマニズムの完成。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | おそらく公務員が嫌いな映画ナンバーワン。家族は蚊帳の外で仕事人間っていうのがいかにも日本人らしい。ズボンを布団プレスするシーンが泣かせる。 (TOMIMORI) | [投票] |
★5 | 手探りで生き方を探している人生において、ささやかな、だが確かなバイブルとなりうる作品。 [review] (G31) | [投票] |
★5 | 何をやるか、ではなく何かをやることが大事なんだ。お役所批判がちょっとしつこいけど、そんなことはどうでもよくなるぐらいボロボロ泣いた。胸が熱くなる映画。 (太陽と戦慄) | [投票(5)] |
★5 | 「ゴンドラの歌」の使い方が素晴らしい。タイアップではなく、というのもまた新鮮である。 [review] (tredair) | [投票(5)] |
★3 | どうも黒澤の現代劇は説教臭くて嫌になる。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | およそ洗練とは程遠い無骨なカメラワークの連続だが、happy birthdayのシーンの神懸かった荘厳さには何度観ても息を呑まされる。未来のある若さと先の無い老いとの交錯、そして再生への祝意。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | 正直、この男の生き様の温さが反転するにせよ、汚濁に塗れのたうつレベルにも達せぬ公園事案の弾けなさで、一寸デカダンしてみたり純情に触れたり程度のままごとも終盤の時間軸の解体再構築で醒めた視点に晒される。そこでコペルニクス的に映画は様を変える。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 死せる健常者よりも生けるミイラへ…Happy birthday to you. [review] (kiona) | [投票(20)] |
★5 | この映画の凄さは練りに練りまくった「構成」に尽きます。脚本の凄さ、演出の凄さ、映画的「構成」のビックリの為作った映画。これはヒューマンドラマではない。ヒッチコック的な「映画のための映画」。しかし涙が止まらないのは黒澤の勝利だろう。 (ina) | [投票(10)] |
★4 | これだけ辛気臭い話を、まったく飽きさせる事無く143分魅せる黒澤明の手腕に改めて驚かされる。主人公を聖人として描きながら、役所の職員、ひいては聖人として描いてる主人公ですらも「人間なんて所詮そんな物だ」と思わせる風刺もさすが。やっぱり黒澤作品は、現代劇の方が好きだなぁ。志村喬は、神々しささえ漂う名演。
['05.11.13京都文化博物館] (直人) | [投票(2)] |
★5 | 主人公の葬式から始まる脚本の構成がやっぱすごいです。なんか批評家の意見、そのままですみません。 (kenichi) | [投票(3)] |
★5 | 本作は裏『最後の人』であり、俯いた志村喬の造形はエミール・ヤニングスが区役所に出没したかのようで、ハッピー・バースディの件が我々の胸を熱くするのも、縦の構図がムルナウのように見事に決まるからだ。黒澤映画の最高の瞬間はサイレント映画の遺産の継承とともにある。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |