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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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お茶漬の味(1952/日)************

★4元々が戦時下において構想された物語であったことに由来するいささかの無理があることは否めないが、じゅうぶんに面白く魅力的な作品だ。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4本来戦中の映画だっただけあって、同時期の他の小津作品と比べてちょっと毛色が違う。[Video] (Yasu)[投票]
★3戦後小津作品で最も語られることの少ない映画ではないか。木暮実千代が小津調にあわないのだろう。 (ジェリー)[投票(2)]
★4映画で描かれる雲はこれだ。女性に涙を流させるとはこういうことだ。淡島千景のソファへの座り方、煙草の喫い方、これが映画の演出というものだ。 (ゑぎ)[投票]
★5あまり知りたくない中年夫婦の生態。もう奈落の底に落ちて這い上がれない窮地でも、長年の息でふと取り戻してしまう、他人には信じられない夫婦の呼吸がよく出ていた。またやはり深刻になっていくくだりはさすが。うまいね。 (セント)[投票(1)]
★5ほんのささやかな楽しみを誰かと共有する瞬間の、幸せなことといったら。 (tomcot)[投票(3)]
★5見えないところにすべてが隠されています。 [review] (chokobo)[投票]
★4台所にも入ったことの無い木暮実千代の危なっかしい包丁使い。ちょいとしたしぐさから香るあの濃厚な色気は、いやはや小津っぽくない。でも、小暮さんはもちろん津島恵子といい淡島千景といい、美人だなあ。 (動物園のクマ)[投票]
★3淡々と繰り広げられるユーモラスな化かし合いは楽しく微笑ましいが、あまりにも安易なポピュリズム的結末に小津安二郎といえども松竹大船のエースとして商業主義のしがらみから完全に脱して作品を作ることは難しかったのだろうなと想像する。 (ぽんしゅう)[投票]
★3元々小津監督が考えていた設定と戦争のため随分変わってしまっていたのが残念。鶴田浩二の小津唯一の作品。 (ぱんな)[投票]
★4小津監督は特に食事にこだわった作品が多いが、ここでは特に最も庶民的且つ懐かしい食べ物としてお茶漬けを題に取ったのは大成功。なんだかんだ言ってもこれこそが日本の原点とも言えるんですから。舌で感じる日本って奴です。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4良かった。でも、できることなら違う配役でもう一度同じ映画を観てみたい。妻と姪の役には内から出てくる品の良さが欲しかった。女中が何気にかわいい。 (buzz)[投票]
★3お茶漬の味』とは縁の無さそうな上流階級の夫婦だけに何処でどのように出てくるのかと思ったら・・・ [review] (RED DANCER)[投票]
★5甘辛人生教室。サイレント風味のラストも素敵。 [review] (町田)[投票(3)]
★4茶漬けのシーンで映画そのものも茶漬け臭く。これぞ茶漬けの味わい。正統な食事の合い間に食うから美味い。毎日じゃひもじいもん。 [review] (G31)[投票]
★2小津映画の中では面白くない。(05・6・28) [review] (山本美容室)[投票]
★4パチンコ、競輪、トンカツ、ラーメン、汁かけご飯、タバコの銘柄、ぬかみそ、お茶漬け・・・。日常のあらゆるディテールに宿る、庶民の哲学。 [review] (くたー)[投票(8)]
★4微笑ましい映画。会話のテンポの良さは健在。 (赤い戦車)[投票]
★3デジタル修復版にて再鑑賞。普段は足を踏み入れない台所で、二人が協力しながらお茶漬けを拵える。ただそれだけのシーンが観る者を惹きつけて止まない。その自然さ、微笑ましさ、そしてちょっとの緊張感とスリル。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★5有閑主婦連の言いたい放題が炸裂する前半が乗りに乗る台詞の応酬と微妙な間合い繋ぎで息をもつかせぬところ転調してダークサイドへ流れ込む。足るを知らぬ木暮の突き放した描写。しかし終盤の長い夜食の顛末は小津の計算を超え常道な収束を補完する。 (けにろん)[投票(4)]
★4…いいじゃないか、もう、そんなこと。 [review] (kiona)[投票(8)]
★4リアリズム版『淑女は何を忘れたか』(レヴューは「淑女」のネタバレ込み) [review] (寒山拾得)[投票(3)]