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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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恐怖のメロディ(1971/米)************

★4偉大な「闇」の映画。などということはほとんどすべてのイーストウッド作品に当てはまる言葉なのだけれども。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4狂気を宿していても我々観客の理解可能な領域ぎりぎりの地点に造形されたマージナルな女の存在感が際立つ。深い孤独と屈折した希求が一転して直線的な暴力に転じるプロセスのリアルさ。典型サイコを描いていたらこの映画の物悲しさはうまれなかった。究極のラブストーリー。 (ジェリー)[投票(7)]
★5この処女作の完成度は大したものだ。イーストウッドは職人ではなく作家だ。一貫している。不道徳なヒーロー、海の見える風景、忌まわしい過去、フラッシュ・バック、空撮、必要以上に暗く蒼い夜、ロー・キー。この処女作で、もう完全に作家の資質が決定している。 (ゑぎ)[投票(13)]
★4自分で撮りたかったんだなあ、と監督欲が素直に伝わって来る演出。イラつくくらい色々やってるカメラの使い方/編集。撮ってる間、楽しかったんだろうなあ。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4イーストウッドが早すぎた天才だったことを見事に証明している。今観てもというか、今の世だからこそ深まるこの恐怖感。 (ナム太郎)[投票(3)]
★4理不尽な一途さに遭遇した「戸惑い」が「苛立ち」に達したところで唐突に転調し、陽気なフェスと甘ったるいラブシーンの日常で一旦弛緩させ、彼女への夜中の電話をきっかけに急転直下、深夜の海辺の屋敷に全ての「恐怖」を集中し終幕へ爆走する緩急のダイナミズム。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5イーストウッドが住んでいる家の造形・色彩が素晴らしい。 (太陽と戦慄)[投票]
★5素晴らしく美しい映画だと思う。(05・5・21) [review] (山本美容室)[投票(4)]
★4プッツン女に振り回されるイーストウッドのコミカルさに「自分の見せ方を分かってる人だなあ」などと暢気なことを言ってられたのも中盤まで、最後はヒッチコック並に怖い。恐怖演出のツボを押さえた作りに脱帽。 (赤い戦車)[投票]
★4大人の荒っぽさ [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4B級な内容だが、こういう作品を味わい深く演出できているというところに、イーストウッドの並々ならぬディレクターとしての資質が感じられる。冒頭の空撮や中盤のジャズ・フェスティバルの模様を差し挟んで転調させるあたりに独自性がある。 [review] (緑雨)[投票]
★4ストーカーという言葉が無い時代に、ストーカーを描いていて画期的。中途半端な優しさを見せるイーストウッドも悪いと分かっていながら、ジェシカ・ウォルターを徹底的に悪者に見せる演出はさすが。この女が鬱陶しい事、鬱陶しい事。ラストも「最初っから、そうしろよ」と思いつつも、良い気味。['06.5.31DVD] (直人)[投票(3)]