★4 | つまりはロートレック調ということなのだろう、いささか品を欠くもののファースト・シークェンスの狂騒や「祭りの後」の虚しさなど巧みで力強い演出・撮影を多く持つ。が、それ以上に切り裂きジャックでも出てきそうな禍々しいゴシック的造型の「夜」に吃驚する。「脚」への拘泥がさほどでもなく、語りの納得性はやや低い。 (3819695) | [投票] |
★3 | 恋物語は説話上の撒き餌で主題はロートレック作品の謎解きである。蓮の花のような彼の作品群の秘密は、本映画が恍惚と苦痛とがない混ざって歪んだ顔の映画であると気づいた瞬間に開示される。歪みこそが醜から美への、俗から聖への転移の回路。西洋美術の本質を鷲掴みにした思い。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | とてもいい映画なのに、どうしても19世紀末のパリという感じがしないのはなぜ。出演者の顔立ち?英語のせい?街並み?それとも私の想像力の無さ?変なところに引っかかってしまった。残念。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | トゥールズ・ロートレックを“愛の人”として描いた作品。ヒューストンってこんなに繊細な作品も作れたんだ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 性格が悪いのはロートレックか、ホセ・フェラーか。 (kenichi) | [投票] |