★3 | おそらく、よいアクション映画ではないと思う。と歯切れが悪いのは、まるで集中して画面を見られなかったから。この画面の連鎖はどこか観客の集中を奪うように仕組まれている。ダニエル・クレイグのアクションは文字通り体を張ったものだが、編集は敢えてそこから肉体性を剥奪せんとしているかに見える。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★3 | スピード感の演出は、シリーズの中でも屈指のレベル。ダニエル・クレイグのナイフのような容貌や肉体にふさわしい演出となっている。本作は伊達男ボンドの路線を完全に転換しきったことをあらためて裏付けた。当分この路線で突進するのだろう。一抹の寂しさも感じる。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 007をかなり変形した異色作なんだろうなあ、恋人の死を引きずる007、上司Mから疑惑の念を持たれる007、それらは今までの非人間的ヒーローから僕たち普通の人間に極端に近づいていることを表わしている。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 時代は変わったんですね。敵も見方も・・・ [review] (chokobo) | [投票(3)] |
★3 | 描写としてではなく、物語として有無を言わさぬという点でこのボンドは度を越して暴力的だ。その暴力の根拠が、巨悪に向けられた正義の暴走なのか、女をめぐる悔悟と怨念のなせる技なのかが見えない。理屈の喪失は、確信的なようでもあるし演出ミスにも思える。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | ほんの僅か。ラスト3秒で良い。原作&シリーズファンにすり寄ってくれれば「最高」と言えたのですけど。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | クレイグのボンドは益々板に付きアクションもシークェンスの決めショットを配して冴えている。ボンドとオルガ嬢との微妙な距離感も好みであったが、もう1エピソード足りない。終盤はコネリー時代終盤のスペクター臭に近い展開。萎えた。 (けにろん) | [投票] |