「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
アンダーカヴァー(2007/米) |
活劇としてもドラマとしても最高水準。すべてのカットにアイデアがあり、映画をかたちづくるあらゆる要素が適切に按配されている。またホアキン・フェニックスがすばらしすぎる。演技者としてというよりも、鈍重な身体をよれよれと引きずる生々しい一個の被写体として。つまりは「存在」として。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
冒頭のディスコのシーンから、バブルな時代の刑事物を予感させてワクワクする。ホアキン・フェニックスが軽すぎず、重すぎず、裏社会と家族の間で苦悩する男を上手く演じていた。エヴァ・メンデスもとても良い。 [review] (青山実花) | [投票(1)] | |
麻薬工場への潜入捜査とその顛末は将来語り草になるであろう出来。雨中のカーチェイスと草むらでの銃撃は全体の俯瞰が無く何が起こっているのか分かりづらいが、演出が視界の悪さと密接に関わり合っている点で正解。震えるほどの緊張に満ちた傑作。 (赤い戦車) | [投票(1)] |