「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008/米) |
堂々たる風格。見事な構築力。もし「老人として生まれ、年齢を重ねるごとに若返ってゆく」というブラッド・ピットのキャラクタが映画史上初のものであるならば、この映画が描く感情もまた、これまでの映画史が持ちえなかったものだろう。そして観客もまたかつて覚えたことのない感情を呼び起されるはずだ。 [review] (3819695) | [投票(5)] | |
3時間弱の長尺だがまあ退屈せずに見られる。さすが、フィンチャーの新作。まともに演出するとこうなるんですな。映画を見ているだけでは彼の今までの毒性は出ていない。むしろ大河系名作に挑戦し演出だけでも相当だというアピールをしたかったのかなあ。 [review] (セント) | [投票(3)] | |
ブラッド・ピットももちろんすばらしいが、ケイト・ブランシェットもすごい! [review] (chokobo) | [投票] | |
話自体は悪くないが、とにかく長い。これでは逆に印象が散漫になってしまう。 [review] (青山実花) | [投票(2)] | |
『ベンジャミン・バトン(の)数奇な人生(を愛した女性)』の話。 [review] (甘崎庵) | [投票(9)] | |
この設定から生じるであろう様々な社会的問題を敢えて排除し、甘いファンタジーとして一定の成功を収めているが、その分個人的葛藤が掘り下げられているわけでもない。この退屈な物語を最後まで観られるようにしているものがあるとすれば、それはフィンチャーのスペクタキュラーな画作りに他ならない。 (赤い戦車) | [投票] | |
ひゃー!『リバー・ランズ・スルー・イット』が17年前かい。歳とるわけだねえ。やれやれ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] | |
『ゾディアック』を撮ったフィンチャーだけに、このような大河ドラマを描く手腕も安定している。状況設定も佳い。大型ハリケーンが接近する病室で今際のキワに昔語りをするというシチュエーションに心騒がされる。 [review] (緑雨) | [投票(1)] | |
なまじフィンチャーが好きで、「今回は上手くて面白いが、いけ好かない」のが出てくるのではと危惧していたのだが、逆の意味で裏切られる、嫌いがいもない凡作ぶりにたまげた。 [review] (kiona) | [投票(10)] | |
フィンチャーの発想はやはり面白い。ただそのありえない奇妙な設定を外すとあまりにもしっかりした大河物語になっている。 (ina) | [投票] |