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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ワルキューレ(2008/米=独)************

★3面白くなくもない。既知の結末に向かうほかない暗殺ミッション後の物語にあっても、演技演出とシーン転換の呼吸で緊張感の醸成・持続に成功している。また、このような内面を欠いた主人公を成立させることにかけてはトム・クルーズは当代随一だと再々々確認。ずらり並んだおっさん連の顔を味わう映画でもある。 [review] (3819695)[投票(7)]
★3信管の差し込まれたプラスチック爆弾はいつの時代でも映画の最高の主役なのだから、小味の利いたサスペンスフルな場面がもっとあってよい。綾のない一本調子のストーリーテリングが残念。しかし人物一人一人の描き方はかなりいい線である。たとえばヒトラー。 [review] (ジェリー)[投票(2)]
★3そもそも予告編で勘違いしたのがいけなかった。というのもトムが西側の工作員で、ヒトラーを狙う刺客ぐらいに思っていたのだ。だから、あの、ナチスの要塞にどうやって侵入し、どうやって脱出するのか [review] (セント)[投票(2)]
★4いつの時代にも覚えのある行為だ。 [review] (chokobo)[投票]
★3これ、フィクションでは駄目なのか。 [review] (青山実花)[投票(7)]
★3いつものトム映画と違う"いぶし銀"といった感じの渋さが新鮮であり不満でもある。 (TOMIMORI)[投票]
★3総統を殺さなければいけないということが映画の前提とされていて、映画そのものから伝わってこないところが作品としては弱いんだろうな。 (G31)[投票]
★4よく統制されたブライアン・シンガーの『日本の一番長い日』。役者たちの顔、視線(台詞がかなり絞られている)のドラマであり、そして何よりトム・クルーズの義眼が象徴するように「観る」ことについての映画でもある。彼は爆発こそ「見た」がその死自体は「見なかった」のだ。画面端に到るまで、映る軍人たちの所作の一々格好良いことよ。敗北は「声」によって訪れるが、このゲッベルス邸の場面が本作の白眉だろう。 (赤い戦車)[投票]
★3M:i−4』かと思ったら、『丹下左膳』が『ラスト サムライ』する『日本のいちばん長い日』の出来損ないだった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★3映画的に料理するには案外難しい素材と思うが、健闘している。総統暗殺に臨むシークェンスの緊張感はなかなかのもの。挙動の不審さに気づく下士官の表情の捉え方がよい。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★3異形となり世界に背を向ける。なるほど『Xーメン』にも通底するブライアン・シンガーらしい被虐感。一方で確定された結末へ向け消えゆくカタルシス。シナリオはそれに代わるものを見出せていない。正か負かへの舵取りが中庸で凡庸だからだ。 (けにろん)[投票(1)]