★4 | 斬新な音楽・斬新なタイトルバックで始まる軽妙な作品。焼け跡闇市の時代はすぎたけれど戦争の痕色濃い時代の下町ものです。しみじみとします。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 非常に複雑かつ豊かな映画だ。タイトルが暗示する通り類まれなるロケーションの映画であり同時に音−ノイズの映画でもある。リズムのいいテーマ曲も印象深いが法華経の念仏、ラジオ、赤ん坊の声などオフスクリーンの音が氾濫する。高峰秀子の仕事が商店街の街頭放送のアナウンサーという音を作る仕事をしていることも象徴的だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 戦後がまだ続いていそうな日本の庶民の生活がくっきりと浮き彫りになっている。
それぞれのエピソードはそれほど深くはないが、シンプルにまとめている。どうしても、上原謙夫妻の話しに重きが行くが、どうも設定が嘘っぽく、空言のようであった。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 五所平之助監督作品では一番です。小国英雄さんも黒澤監督と苦楽を共にされている頃で、脚本にダイナミズムを感じます。オバケ煙突ってほんと見る角度によって本数が変化するんですよね。懐かしいですね。(歳がばれますかね?) (chokobo) | [投票] |
★4 | おばけ煙突がなつかしかった。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 朝の静寂から始まりながら、たちまち物語は生活音に支配され、散りばめられた日常の可笑し味に苦笑しつつも、緒方夫婦(上原・田中)の無策ぶりに対する健三(芥川)と仙子(高峰)の考察には哲学問答の高尚さが漂う。軽そうに見えて人と時代を見据える重厚な力作。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 和製『赤ちゃんに乾杯』…逆だ逆。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 他人からは一見幸せそうに見えても内実は違っているように、おばけ煙突とは、ものごとを別の角度から見ると全く違って見えることの象徴だろうか。
[review] (TOMIMORI) | [投票(3)] |
★4 | 未来から振り返ることを想定して作られたかのような、忘れられてしまうであろうさりげない日常の綴られた感。 (G31) | [投票] |
★3 | 上原謙も田中絹代も好きじゃないし、赤ん坊が泣いてるのが延々続くシーンは、ウンザリするが全体的には、まぁ面白い。上原×田中夫婦より、芥川比呂志×高峰秀子のカップルの方がカワイイし、三好栄子が笑える。['05.4.9京都文化博物館] (直人) | [投票(1)] |