★4 | 世界は夜と曇天に覆われ、照明は主演者の眼窩に影を落として人格を示唆する。マシンガン・トークも『赤ちゃん教育』〜エディ・マーフィの伝統的文脈から距離を置いて「笑い」を求めず、「成功」はたかだかサイトのアクセス/登録者数・会社の評価額・株式の保有率といった「数字」でしか表わされない。 [review] (3819695) | [投票(14)] |
★3 | 今なお生成途中である人物を、固まった伝記として提示する胡散臭さと怪しさについて自覚的でありつつ、思い切った誇張と控えめな誇張と徹底した訴訟対策を施した作品。映画を撮ることの自由と不自由がこの映画の挑戦課題であって、ザッカーバーグ氏はいわば素材である。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | まず第一感、デヴィッド・フィンチャー作品としては物足りないと思った。実に正攻法で作られた感が強く、それはそれで立派なことなのだが、彼らしいケレン味が足りないと思ったのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | フェイスブックなるものがこの世にあることさえ知らない吾輩がこの映画についてウンチクをたれることの失礼をまず述べさせていただきます。でも、この映画、確かに面白かった。こんなにつまらない内容なのに映画的には見ごたえがありました。
[review] (セント) | [投票(7)] |
★4 | 出る杭は打たれる。(2011/11/30) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | ネットに巣食う人間の一人として、私も数々のサイトを利用し、活用してはいるが、
いつも心のどこかで、場所を借りてる感をぬぐえずにいる。 [review] (青山実花) | [投票(4)] |
★4 | 欲しかったのはガールフレンドだったはずだ。ザッカーバーグは自ら創り出したフェイスブックと恋におちた。恋人との愛を育むために、彼は友たちを裏切ることも辞さなかった。欲しいものに近づこうとすればするほど核心から遠ざかる誠実だが不器用な男の純愛映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 全く新しく、そしておそらくは本作のみしか作り得ない、れっきとした伝記映画。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | 自分を頭がいいと思っている連中の誘導的な質問に、ちゃんと真意を汲み取ってきっちり言い返す同じくらい頭のいい主人公が頼もしく小気味いい。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | あそこでF5キー連打してしまう気持ちは痛いほどよくわかる。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★4 | 『ゾディアック』以降自身のスタイルを模索してきたフィンチャーの新たな結実。驚異的なテンポの良さ。冒頭の会話から躍動感があり引き込まれる。 [review] (赤い戦車) | [投票(18)] |
★3 | 映画鑑賞能力と感情という二面で観客を選ぶ映画。完成度はすごく高い。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(10)] |
★4 | 物凄い疾走感。中だるみ一切なし。フィンチャーってこんなに手際のよい軽業師だったっけ?理が情を駆逐する普遍的な無常感を軽快なリズムに乗せる語り口の鮮やかさ。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★5 | 裏切りの帰結としての孤独なぞという今更テーマは眼目ではないのであろう。ヴィスコンティ以来とも思える階級社会での軋轢への俯瞰的アプローチを快楽リズムに乗った編集技巧と合致させ得た到達点。状況の提示こそが全てでそれ以上でも以下でもない。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | SNSだの、ネット・ビジネスだの、アクセス数だの…… [review] (kiona) | [投票] |
★4 | いいね! (ina) | [投票] |
★3 | 『ハンバーガー帝国のヒミツ』みたいな一連のビターな企業成功物語の祖型なんだろうか。ハリウッドはこの10年、遠回しな嫌味がますます上手になった。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |