★4 | ロジャー・ディーキンスはややもするとルシアン・バラード以上の撮影監督かもしれないが、今回ばかりはカーター・バーウェルに泣かされた。“Leaning on the Everlasting Arms”を軸とした楽曲群がシンプルなオーケストレーションで情感豊かに奏でられ、コーエン的脱臼話法とは裏腹の素朴な感動を誘う。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★4 | 傑作。全くコーエンらしい死体の映画。それが実に要所で効いている。父親の棺。縛り首の3人、主人公はその死体と同宿する。木の高い枝に吊るされた死体。夜の小屋の銃撃戦で死んだ遺体の処置。4対1の決闘に敗れた死体。そしてコグバーンの棺。 [review] (ゑぎ) | [投票(9)] |
★4 | アメリカにも仇打ちという習慣があったということが、まず何か不思議な気がした。14歳の女の子が助っ人を雇い先住民地区へ進んでいく。しかしそこに存在するのはコーエンの静かなアメリカ現代批判だ。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | コーエン兄弟はなぜこの映画を撮ったのだろう?(2011/10/15) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | きまじめ過ぎる正義を貫き通す少女(ヘイリー・スタインフェルド)の想いに、異論をはさむ者は少ないだろう。しかし、ときに意地にまみれた正論は、行為者の想像を超えた過剰を生むものだ。追跡の果てに少女が得た結末は、はたして彼女に満足をもたらしたのか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★3 | 良い作品なのに、なんか引いた部分もあった。その理由を考えてみたけど… [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | 非常に正統派な西部劇に仕上がっていて面白い。全編に亘ってディーキンスの撮影が素晴らしい。個人的にはブローリンが出てくる辺りから、あっさり風味のラストまでの流れが特に良いと感じた。絶妙なキャスティングによる傑作。 [review] (赤い戦車) | [投票] |
★4 | コーエン兄弟初のファミリームービー(爆)。それでも彼らは「アメリカ土着映画」にしてしまう。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★5 | 大傑作。活劇として、ロード・ムービーとして、バディ・ムービーとして、あらゆる面で高次に楽しめる。そして何より会話劇としての面白さ。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | 対話による交渉を主なモチーフとした前半は微妙な間も活き、俯瞰のロングで処理される待ち伏せの静謐の妙も冴える。しかし、プロットを支配したニヒリズムは後段では失われ規定の安寧なモラリズムへと収束してしまう。そんなものは他に任せとけばいい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | ハードボイルド萌え。 [review] (kiona) | [投票(3)] |