★4 | ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズのルックスの組合わせがどこか当世風でない。私は過去のゴズリングにロバート・ドーナット、現在のゴズリングにウォーレン・オーツの面影を見ていた。『ガルシアの首』のオーツがまともな家庭生活を営もうと試みた姿、それがこのゴズリングではなかろうか。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 愛の映画だなんて、そんな生易しいものではないだろう。この映画は、男と女のある一つの出会いと別れの話であり、それを風景として映像化した息の詰まりそうな厭な映画でもあります。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★5 | 心境の変化を現在進行形で描きつつ、過去の出来事を巧みに挿入させ思いの混乱具合を表そうとするその映像表現。でありながら、受け入れるしかない、奇をてらわぬドラマの終焉。主役2人に役者としての覚悟が感じられるのも好ましい。あのヘタウマ演奏とダンス! (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | 女との未来を描けない男と、男の愛情を確信できない女。欠落を抱えた若者が、互いに理解し合ったような、そんな気がした瞬間に放つまばゆい輝き。それは正に存在の発火であり、花火の閃光のように行く手の闇を消し去ると同時に、二人の目を一瞬くらませたのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | さながらポップになったカサヴェテスといった趣。パンフによると主演2人はほぼアドリブらしいです。鬼だな。エンドロールの痛切な美しさ! (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | 話の痛切さを増幅する映画的な魅力に溢れている!もしかすると受け止め方に男女差がある映画かもしれないけど。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★4 | 同じ夫婦修羅場モノではあっても『レボリューショナリーロード』なんかと比べ物にならない痛切さ。鈍器で胃のあたりを抉られているような。あまりに痛々しくって目を背けたくなる、のではなく、あまりの痛々しさゆえに目を離せなくなる感じ。 [review] (緑雨) | [投票(6)] |
★5 | 剃刀で切られるような進行形現在に寄り添う長焦点カメラの優しさが寧ろ痛ましい。ラブホ浴室でのピン送りはアイデアではなく必然。敷衍される過去が内包する破綻の萌芽が哀しい。だが、それでも皆生きていくしかない。カサヴェテス的ドラマの真継承作。 (けにろん) | [投票(5)] |
★3 | あんまり見てて気持ちよくはない。男、朝から酒飲んでないで仕事行けよ。 (kenichi) | [投票] |