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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ニューヨークの王様(1957/英)************

★3赤狩り批判モードへの突入には無理があるが、焦点となる天才少年役マイケル・チャップリンがよい。『独裁者』等と同様に説教臭くなるはずの演説を子供にさせること、チャールズ自身は王族を演じることで巧妙に相対化が図られている。宴席で唐突に商品の宣伝を始めるドーン・アダムスの狂気的なさまなど笑える箇所も二三。 (3819695)[投票(2)]
★4トーキーになってもパントマイムにこだわるチャップリン。それは、映画が音を持ったことと引き換えに「何か」を失ったことへの抵抗にも、また失われてしまったものへのオマージュにも見える。[Video] (Yasu)[投票]
★3チャップリンの老いた姿は隠しようもないが、王様がウミガメのスープを注文するシーンで、鍛え込んだ身振り表現能力が居合い一閃のような鮮やかさで光る。 (ジェリー)[投票(3)]
★4晩年の映画ですし、年はとっているけど、紳士チャーリーは健在。放浪紳士が最後、王様になったんですね。 [review] (chokobo)[投票]
★5ときおりみせるチャップリンの、身体にしみついたようなサイレントギャグのキレに脱帽。重苦しい政治問題を扱いながら、そのクライマックスである裁判所へと向かうエレベーターの消化ホースのネタで爆笑させる喜劇役者の心意気に、映画界への苦言と謝辞をみる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4アフガン戦争からこっち、この映画を観てからアメリカを考えると、まさにチャップリンの言ってる通りになってます。時代を捉えることにかけて、チャップリンは間違いなく最高の識者でした。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4脇役達の台詞の中にチャップリンの主張が込められていると思う。 [review] (RED DANCER)[投票(3)]
★4チャップリンの、愛憎相半ばする“アメリカ” [review] (G31)[投票]
★4犯罪としての戦争を斬った『殺人狂時代』の大言壮語から反転して身の丈レベルで非米活動委員会を揶揄する。そこに近未来のマスメディアへの『モダン・タイムス』を彷彿とさせる意匠での風刺が加味され集大成の趣き。そしてチャップリンの哄笑芸の見事さ。 (けにろん)[投票(1)]