★4 | 『アウトレイジ ビヨンド』は続篇である。『アウトレイジ』の続篇である。では「続篇」とは何だろうか。ひとまず、続篇は正篇にとって子のようなものだ、と云ってみよう。子は親と独立した個体であり、また親と無縁に生きることもできるが、親の存在なくして子が発生することは生物学的に不可能である。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★5 | いやあ、戻ってる。北野映画健在。この7,8年のへたれは何だったろうか、と思わせるほど映画の芯に重力が満ち満ちている。そうなるとこのバイオレンスは現代人の男の魂を引き連れはじきまくる、、。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | 一度終わった男(ビートたけし)が漂わせる深い無常感。口では出世のためと言いながら、先天的に安定を嫌う男(小日向文世)の躁的執着心。ヤクザの抗争話に拮抗する強度を持った、この二つの尋常ならざる心のありようが、実は一番恐ろしいということ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★5 | 恐るべき出来の良さ。群像劇になって物語が一気に拡大してるのに、その中できっちり主人公の存在を示してる。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★2 | 座って、大声張り上げて、いがみ合ってるだけじゃん。 (G31) | [投票] |
★4 | ドライな雰囲気の画面と鈴木慶一の音楽が絶妙にハマった。前作でも素晴らしかった夜のシーンのスタイリッシュな美しさもさることながら、役者陣のキャラの立ち方、ストーリーの面白さ、あらゆる面においてパワーアップした感がある。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(4)] |
★4 | 「(球が)出ねえぞ!!」→ヤクザ登場。たけしの挑戦状じゃねーかコノヤロー。たけしのコメディセンスはブレていない。 (ガリガリ博士) | [投票(1)] |
★4 | タイトルの出方からして違うように、これは「暴力」そのものを描いた前作とは似ても似つかぬ代物だ。どちらかといえば、私はこちらの方がより面白いと思う。特に前半は近年の北野武作品でも最高だろう。クライマックスは深作欣二『仁義なき戦い』その他古いやくざ映画への決別宣言か。<レビュー全面改訂しました> [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 北野映画で最も脚本がしっかりした映画かもしれない。悪く言えば最も台詞の多い映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | やっぱり役者って変身願望が根底にあるからヤクザ役とか張り切っちゃうんだろうな。みんな嬉々として演っていて微笑ましい。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★5 | 今更な西田や中尾の起用が『代理戦争』の旭や梅宮級の触媒となり化学反応を及ぼした。余りな単線いてまえ構図を小日向の介入を随所に錯綜させ複層化した巧味と終局の詠嘆。強固な顔面羅列の言葉のどつき合いに前作の欝憤は弾け飛んだ。 (けにろん) | [投票(5)] |