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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ハンナ・アーレント(2012/独=イスラエル=ルクセンブルク=仏)************

★3恐らく世間では評判の高そうなこの映画にケチをつけるなんて弱気の僕にできる術もございませんが、実はあまり好きな映画ではない。 [review] (セント)[投票]
★3愛煙家である主人公は無意識のうちに次の煙草という有様だが、クライマックスにおいては煙草に火を点けたことすら忘れている。やがてその灰は彼女の気持ちの代弁者のごとく見事に散る。そんな偶然の産物を映画的に捉えた一瞬は良かったが全体的に撮影が低調。 (ナム太郎)[投票]
★3人知を超えた悪に遭遇したとき、人はその行為者をひたすら感情的に悪魔と罵倒するか、規範の及ばない狂人として区分することで平穏を保とうとする。「奴は特別」という常識という名の差別基準と、「自分だけは違う」という無根拠な自信こそが「悪の凡庸さ」の萌芽。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4煙草をパカパカ吸いながら“ものを考える”。もしこれが“食べながら考える”だったら、彼女はきっと物凄いデブになっていただろう。 [review] (G31)[投票]
★4今ならさしずめネット炎上の話。村上春樹の言うリトル・ピープル。いい講義を聞かせてもらった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5これは評価の固まった偉人の伝記作品でもなければ、死んだ犬ナチスをもう一度蹴飛ばす娯楽作品でもない。ロングランは故なきことではない。民族的な言説空間に埋没するなというメッセージは、いまの日本にこそ必要なものだ。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]