★4 | こういう映画って、映画の内容(この作品の場合は黒人差別)に囚われ過ぎて、事実を知ることの重みにまず動けなくなり、そしてそのことの意味を自分に問うことになる。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 本来、人は自由であるのだから「自由黒人」という身分が存在すること自体が矛盾している。12年の奴隷生活が、ソロモンに気づかせたのはそのことだ。社会に染みついてしまった「差別」は、する側にも、させれる側にも、その存在が見えなくなっているという厄介。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | たいして面白く感じないのは、私自身の問題。なのか? [review] (甘崎庵) | [投票] |
★2 | 鞭で打たれる身体的な痛みが被差別の苦悩ではないはずだ。人間としての尊厳を奪われることそのもの。そしてその復権・回復をこそ描いてほしい。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | とにかく重い、のだが、この重さは偽悪的に創出されたものではなく、人間という生き物の残虐性や愚かさを暴くだけの現実味を感じさせるところに本領がある。豊穣な大地、広い青空、にもかかわらず鬱々とした空気が充満している。その再現が凄い。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | 殊更にスキャンダラスなわけでもない。虐げる側の者たちを概ね葛藤して心を病む者として描いた点が新しくもあり性善説に立ち過ぎる気もする。その胡散臭さを対象を見つめる演出の腰の据わりの真摯が随所で拡散させた。奴隷白人と農園主黒人妻の歴史的多面性。 (けにろん) | [投票(3)] |