「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
海を感じる時(2014/日) |
ディジタル撮り時代の映画が抱える困難とは、つまらない画面のつまらなさがあられもなく露呈することにもあるように思う。フィクス長回しで芝居を凝視する方法がここで退屈を招きがちなのは、カメラが絶対的に最適な位置取りでないためもあるが、フィルムの触感さえあればこれを愉しむ術もあっただろう。 [review] (3819695) | [投票] | |
私は如何にして愛されてもいない男に体を与え続けたか…という言い訳を酔った席で延々聞かされてるようなもんで、そんなもんは所詮は解るわけなく解りたくもないのだ。荒井は『アデル』を擬えるが狂気の淵にさえも行かぬでは話にならない。温いクソ話だ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
凸ちゃんが阿呆の森雅之追いかけまくる『浮雲』みたいな、林芙美子系の70年代風俗版として面白い。「女の人のカラダに興味がある」池松壮亮がモテる世の中は、いまさら確認する必要もないが実に不条理である(含原作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |