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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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バンクーバーの朝日(2014/日)************

★3象徴的なデフォルマシオンを施しつつも写実性を基調とした時代物のオープンセットは、現代日本映画としては同じく原田満生が手掛けた『許されざる者』と並んで傑作と云っていい(一方、写実よりもファンタジーに軸足を置いた国産オープンセットで優れていた近年の作は磯田典宏の『舞妓はレディ』です)。 [review] (3819695)[投票(2)]
★2労働に苦渋を、差別に屈辱を、野球に爽快を感じない。本作への最大の賛辞は石井裕也君はついにメジャーに魂を売った、だろう。それなのに、通俗映画としての泣かせの段取りが悪く、しかるべきベタな感動すら起こらないようでは、イヤミを書く気力もうせる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3排斥がテーマなのに日本人街だけで話が終わる。それを画期的というのか、描き足りないというのかで評価は分かれるとは思う。 (甘崎庵)[投票(1)]
★4鬱積を晴らす術もない抑圧の移民族史の束の間の晴れ間を描くにこの低体温が相応しい。ましてやバント戦術というショボい勝ち方ではゲームが盛り上がろう筈もないが、それでも必死だった彼等の思いは胸を打つ。怜悧で真摯な石井イズムは全篇を掌握してる。 (けにろん)[投票(1)]