「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
チャッピー(2015/米=メキシコ=南アフリカ) |
生きるための美徳や悪徳に染まりながらも最後に「意識」は幸福の追求に収斂する。即物的で俗っぽい気もするが、それもまたリアルであり、先端技術が人間の業を肯定するという点で、どこかもの悲しい。この取り散らかしぶりは、奇しくもそんな奥深さを匂わせる。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
物語そのものよりも、これが南アフリカから見える未来ってことが辛い。 (甘崎庵) | [投票(1)] | |
『ロボコップ』な背景の『AI』再語りの手垢感もあるが、本来3項対立の傍系人物でしかない2人が予想外の父母性を発露し始めて均衡が崩壊する。と言うより作り手の心情もそこへ片寄せしてる。創造主を序盤で退席させても良かった。強度は数倍増したろう。 (けにろん) | [投票(3)] |