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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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海街diary(2015/日)************

★5小さな違いが季節の変化のようなスピードで顕在化していく。前場面と今とでは確実に誰かに変化が起こる。その酷薄さ、その切なさ。いつか梅の実は収穫されなくなるだろう。姉妹4者4様のキャラクターが実に鮮明に表現される。対話の練度、非凡な場面転換でここまで映画が仕上がる驚き。 (ジェリー)[投票(2)]
★4冒頭、長澤まさみが男の部屋を出て、海の見える道を歩くカットですでに鳥肌が立つ。これは道を歩く人の映画であり、斜面(坂)を登る人の映画であり、思い出の風景を眺める人の映画だ。それは彼女達にとって見ることの幸福であり、観客にとっても画面を見る喜びとシンクロする。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★3常に是枝の映画を見続けてきた僕だが、どうも乗れなかったかなあ。今までの作品群から比べると失礼な言い方だが、少々浅いと思う。 [review] (セント)[投票(2)]
★1こんなにひどい桜と雨は滅多にお目にかかれない。カメラの小さい横移動、多用される斜め上の人物俯瞰、気色悪い洋上の花火、果ては「バカやろー」の叫び。やって欲しくないことをここまで連続してやってくれていると、呆気にとられる。 [review] (動物園のクマ)[投票(1)]
★5過去と向き合いながら、今を生きるしかない人々の物語。 [review] (ナム太郎)[投票(6)]
★5父性の記憶。母性の痕跡。それは、懐かしさと煩わしさとして常につきまとう。良きにつけ悪しきにつけ、その呪縛こそが人が生きている証しなのだ。ときに、人はその記憶や痕跡を安らぎの寄る辺として希求し、一方で、自力では解凍できないその束縛にあがき悩む。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4なんと心地良い瞬間を与えてくれる作品だろうか。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★3なんと神々しい4人の女性たち。樹木希林、大竹しのぶ、風吹ジュン、+キムラ緑子(<素直じゃねーな) [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4長澤まさみのサービスカットに引っ張られた感はあるものの、三姉妹+妹のそれぞれに魅力的な個性が発揮され、眺めているだけで眼福の2時間。悪い人が一人も出てこないが、そんな中でも緊張と緩和とをいっぺんに引き受ける大竹しのぶの存在感はやはり凄い。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★5姉妹間だけではなく他者との関係性の変容を「空気」だけに最大限の演出を注ぎ込んで緩やかに慈しむかのように描いた工芸品。3度の葬儀と法事が編年のメリハリを付与する構成が高度に小説的だ。想定外の4人の良さだが「穢れ」を滲み出させる大竹は弩級。 (けにろん)[投票(7)]
★4異物を抱え込む家族なる主題は『そして父になる』を引き継いでおり、嬉しいことに深度が増している。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]