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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013/英=米)************

★3「ハンズフリー電話」は映画的か否か。受話器から解放された手は通話とアクションの両立に道を開くが、その手がハンドルに縛られては元の木阿弥である。固定電話なら「受話器を叩きつける」、携帯電話なら(『しあわせはどこにある』のサイモン・ペッグ式に)「ぶん投げる」というアクションを誘えるが。 (3819695)[投票]
★3BMWを運転するトム・ハーディと、車中の機器(カーナビ画面等)やハイウェイの情景の撮影・編集だけでよく緊張感を維持している。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5なんとマゾヒスティックな、快感! 自暴自棄寸前で踏み止まるこの誠実な主人公と共に、観客である私(男)もまた、86分間、自虐的悦楽に酔いしれる。きっと彼が追い詰められた、いや、自ら引きこもった「この境遇」は、世の男をとりまく全ての軋轢の象徴だがらだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5愛する妻子をどん底に落とし責任を負った仕事を放っぽらかしても男には断腸の思いで果たさねばならぬ信義則がある。リミッターが振り切れそうな真夜中の疾走と孤独が皮膚感覚で迫る濃厚な86分。アウトバーンからの退路。それでも祝福されるべきは新しい命。 (けにろん)[投票(2)]