「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
白鯨との闘い(2016/米) |
白鯨に情緒的な何かを仮託することはメルヴィルに委ね、あくまで事象としての事故要因にとどまる。高度に叙事的であり非情緒的で最良のアメリカ文学の芳香がある。そういう中で描かれた男同士の確執が最悪の逆境下で変転する展開が乾いた心地良さなのだ。 (けにろん) | [投票] |
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白鯨との闘い(2016/米) |
白鯨に情緒的な何かを仮託することはメルヴィルに委ね、あくまで事象としての事故要因にとどまる。高度に叙事的であり非情緒的で最良のアメリカ文学の芳香がある。そういう中で描かれた男同士の確執が最悪の逆境下で変転する展開が乾いた心地良さなのだ。 (けにろん) | [投票] |