「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015/米) |
あの時のリーマンショックをまざまざと思い出させる。当時は低所得者向けの住宅ローン債権化というポイントに、ある程度説明を限定していたような気がするが、 [review] (セント) | [投票(2)] | |
浮かれ気分が庶民の眼をくらまし、同調圧力がエリートの思考を止める。自国の破綻によって巨万の利益を得るという矛盾に「金融」の悪魔性が滲む。早口でまくしたてるような語り口と、不安定な画面が浮つき気分を醸し、人の業を白日の下にさらす笑えない喜劇。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
どう考えても映画に向いているとは思えない題材を扱って、精一杯健闘している。結局誰も勝者にはなり得ない。その意味で「華麗なる大逆転」という邦題サブタイトルは的外れも甚だしい。 [review] (緑雨) | [投票] | |
カレルの調査チームが目の当たりにするサブプライムの最川下の荒廃した宅地や業者とか格付け会社の似非権威の実態が講談的だ。リスクを負ったのだから世界が崩壊して俺が設けて何悪いくらいに開き直って欲しい。彼らの思考は簡単に絵解きできる筈ない。 (けにろん) | [投票(1)] |