「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ヘイル、シーザー!(2016/米) |
コーエン+ロジャー・ディーキンスとしては、中程度の出来、というか、いかにも肩の力を抜いてリラックスして作ったという感じがするが、しかし、映画ファンとしてはとても嬉しい映画への愛と侠気溢れる作品だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] | |
達者な馬上アクションに投げ縄、華麗な水中バレイや集団タップは、いつかどこかで観た楽しい映画的記憶をくすぐるし、宗教者らの「神」論争や赤い脚本家たち、編集室の鬼気迫る女史、我がままな俳優や監督と自信過剰なゴシップ記者も、いかにもいそうで笑わせる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
コーエン兄弟はタヴィアーニ兄弟じゃない!ところでタイトルは「ハイル、ヒトラー!」のパロディーなのか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
アルデン・エーレンライクの投げ縄芸、演技指導するレイフ・ファインズとの噛み合わないやり取り、スカーレット・ヨハンソンの目に鮮やかな水中ショーなど、楽しいシーンは満載なのだが、この映画全体を貫くモチーフが、ハリウッド黄金時代へのノスタルジーだけだとするとちょっと寂しい。 [review] (緑雨) | [投票(3)] | |
ブローリンは平凡な市井人だしクルーニーは取り柄ない凡優でメインのストーリーは見所も無い。一方でテイタム・スカヨハ・エーレンライクの挿話は冴えまくる。歴史的に赤狩りが否定された現在。コミュニズムの浸食を不気味に描いて新鮮。 (けにろん) | [投票(3)] |