「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
素晴らしき休日(1938/米) |
空間表現が主題に直結する演出に驚愕した。まず婚約者の娘の邸宅の大きさを使用人の数やエレベーターで印象付ける。これによって重要な舞台となる遊戯室と家族の日常の居所との距離感が見えてくる。さらにこの演出が姉と妹の生き方の違いまで表現する。結構シリアスなテーマなのだが、観客をよい気持ちにさせてしまう。役者は達人ぞろい。 (ジェリー) | [投票] | |
ジョージ・キューカーらしい繊細な傑作。冒頭数分でただ事ではない完成度を感じさせる。とにかくとてつもなく繊細な演出だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
リンダの都会的なドライさは、富豪の長女ゆえのキャラだとキャサリン・ヘップバーンの“硬質”の美貌が得心させるが、クールな女が豪邸内の「逃げ場」にこもる幼女性に不思議を抱く。そのギャップもまたヘップバーンに似合わない“純情”で埋めてしまう力技。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
単純にロマンチックなお話で終わらないところは、一風変わっているが… [review] (緑雨) | [投票] |