コメンテータ
ランキング
HELP

「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

東京物語(1953/日) 早春(1956/日) 東京暮色(1957/日) 彼岸花(1958/日) 浮草物語(1934/日) 浮草(1959/日) お早よう(1959/日) 秋日和(1960/日) 突貫小僧(1929/日) 小早川家の秋(1961/日) 大学は出たけれど(1929/日) 東京の合唱(1931/日) 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日) 秋刀魚の味(1962/日) 戸田家の兄妹(1941/日) 父ありき(1942/日) 長屋紳士録(1947/日) 晩春(1949/日) 麦秋(1951/日) お茶漬の味(1952/日)が好きな人ファンを表示する

幸福なラザロ(2018/伊=スイス=仏=独)************

★4所有せずにはいられないという人間の業をラザロの「透明さ」が私に突きつける。たいていの者は、身の丈に合った衣食住では満足できず、それ以上の“所有”を追求することが“幸福”の証しなのだと疑わず、むしろその欲求の表出を向上心という美辞を使って肯定する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5パシリな愚物の真正が垣間見えたころ起こる滑落だが狼に仮託された思し召しが奇跡を呼ぶ。聖人伝説の如何わしさを打破する生身のリアリティと映画的記憶の相反が絶妙で偽善者は福音から見放されるの安さは反転し高みに達する。世知辛い世に問う在るべき善。 (けにろん)[投票(1)]
★3自由主義経済に耐えられぬ者たちの厭離穢土が狂信者を仲立ちに封建制を呼び寄せる。垣間見たヨーロッパ極右政党のエートスの一面という感想(含『ストロンボリ』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]