「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
チワワちゃん(2019/日) |
あたかも虚構のような現実を、現実として描くには、出来事の流れを無視して“瞬間”の集積を描いた方が説得力があるのかもしれない。このスピードにまかせ、虚飾の断片を寄せ集めただけにみえるPVのような映像は、確かにきっちりと物語を語るだけの力を持っている。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
ある意味ウォン・カーウァイ『欲望の翼』だが、ドラマとしては一歩も進まず横に移動しただけの印象。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
嵐のように過ぎ行くモラトリアム期の無軌道と軋轢と煩悶を描いて平成の終わりに飛び出した松竹NVの感。それは瞬く間に終わる儚い夢であり殺されたチワワちゃんも程なく忘れ去られるだろう。現場の海岸で手向ける花が猶予期間の終焉を表象する切なさが出色。 (けにろん) | [投票(2)] | |
資本に消費させられた「自爆テロ」の顛末記。昔のMTVみたいな撮影美術に劇伴で、ハーモニー・コリンみたいな批評が当然加わるのだろうと思いきや何とそれだけ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |