★4 | 彼が演者として映っているだけで映画らしくなる、というような簡単なものではないと分かってはいるのだが、それにしても、例えば近作5作のパワーダウンを完全に払拭する。どうしてこうも違うものなのか。
[review] (ゑぎ) | [投票(10)] |
★4 | 彼の一連の映画の中でも随分と自然で達観した人生観を感じる良作である。ユーモアもあり、それでいて現代の社会観も鋭く、理解されない父親像などもきっちりと描く、いやはや嬉しいイーストウッドの辞世の句であろうか。いや、本人はまだまだ生に執着しているのだ。
(セント) | [投票(2)] |
★5 | 脇が甘いアンディ・ガルシアと違って、この爺には脇などない。だから、ジェームズ・ステュアートに似ている彼を誰も殺せるはずがない。シャカシャカっと撮った感の強いお上手な数作を経てイーストウッドが戻ってきた。嬉しい。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 日本的に例えると老梅の趣き。1日だけ咲く花のために己の全てを捧げる主人公の姿は、まさに今も映画にその身を捧げ続けているイーストウッド自身の姿にも重なり自然と胸が熱くなった。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★3 | 90歳の痩せがまん。爺さんの最後の選択は、歩んできた人生の反省や家族への罪滅ぼしなどでは決してない。だって性懲りもなく、まだ花に水やってるんだもの。これぞ、私たちが長年憧れてきたイーストウッドのダンディズム(自己満足)のススメだったじゃないですか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★3 | “今の”イーストウッドだからこそ作れた作品。ちゃんとその年代だから作れる役だった。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★5 | “You.”(お前か)の一言に万感の想いがこもる。チャップリン『街の灯』以来の映画史的セリフじゃないか。 [review] (G31) | [投票(5)] |
★5 | 良質の赤身肉みたいな映画 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 一言で表現するなら、緩いサスペンス。今のイーストウッドじゃなきゃ撮れない映画。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | 御歳89歳のリアルを曝け出すに覚悟とかすらない達観。問答無用の爺いの犯罪は苦境を乗り切るサスペンスに加担するのも躊躇するが漸くの家族不義理の自戒と清算。その際に生じたヤバい連中との軋轢を十八番の苦み走った啖呵で切り抜ける。参りましたの境地。 (けにろん) | [投票(4)] |