★3 | プロローグ後、時間が10年前に遡って、工場での面接シーケンスとなるが、渡辺えりとの最初の会話から、全編に亘って、丹念に切り返し(ショット/リバースショット)で見せる。これは好感。さらに、技師・きたろうがいい。全般的な感想を云うと、きたろう退場後、かなり失速したように思う。
[review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 仕事とプライベートの境がなくなるこの男(高橋一生)の幸福な公私混同が私には理解できないのですが、所詮は“道具”であるダッチワイフの浄化に託した“男の純真”って女性ならではの妄想じゃないですか、と言うとタナダユキさんに叱られるでしょうか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | まるでO・ヘンリー短編の日活ロマンポルノ仕立て。誰かきたろうに賞をあげて!きたろうを絶賛して! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 夫婦の間で隠し事しないってのは簡単じゃないし何かの掛け違いが決定的になる。これは破綻の縁で辛うじてそれを回避できた2人の話で、その相互理解の幸福感が思い出の円環を充足させる。ラブドール工場をめぐる人間模様も悲喜交々の余韻を呈して過不足ない。 (けにろん) | [投票(1)] |