★4 | とことん突き放して描いてるな。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 原作を上手く纏めて実にスピーディかつスリリング。この面白さは人物の性格付けの判り易さにも拠っている。多くはある意味類型的だ。田宮二郎の鬼気迫る演技。強烈な視線。小川真由美の悪女っぷり。舅役・石山健二郎の汚らしさ。加藤嘉の融通の利かない高潔さ。田村高廣と藤村志保の正義感。そんな中で滝沢修だけが際立って複雑であり、この映画に幅と奥行きを与えている。
[review] (ゑぎ) | [投票(11)] |
★4 | 田宮二郎はテレビの時ヒゲをはやしていなかったと思いますが。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 橋本脚本のどうしようもなく生(なま)で魅力的な人物群を、嬉々として演じる俳優たち。山本薩夫は彼らを冷静かつ巧妙に物語に配置する。次のシーンや台詞で事態がどう変わるか予測できない緊張感。そんな先行きが読めない醍醐味が2時間半途切れない幸福。
(ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 実は弟が医者をやっているので、今度そこら辺の権力抗争についてちょっと聞いてみようと思ってます(笑) [review] (甘崎庵) | [投票] |
★5 | 社会派でありながら娯楽としても一級品。サスペンスでありながら何度観ても楽しめる。原作を読んでいればまた別の愉しみ方が出来るという、殆ど奇跡みたいな映画。→映画版・TV版(旧)キャストを比較採点 [review] (町田) | [投票(14)] |
★4 | 自信過剰な傲慢男の矯正物語と思いきや、本人はちぃとも反省してないのが面白い。腹黒いおいちゃん(下條正巳)が新鮮。 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 紋切り口調のセリフが多くどうなることかと思ったが、こんなに面白いドラマを見せてもらえるとは。→再見&review赤化 [review] (G31) | [投票(3)] |
★3 | この脚本にこの役者陣。無敵としか言いようがない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 登場人物の行動が須らく政治的動機に理由づけられる。その潔いまでの割り切りが観賞者を惹きつけて止まない。田村高廣にしたって「政治には与しない」という態度を徹底的にとることがまた「政治的」なのだ。複雑なようで実にシンプル。そしてハードボイルド。だから娯楽として楽しめる。 (緑雨) | [投票(2)] |
★5 | 山崎原作の段階でエンターテインメントとしては完成され尽くしているのだから、ストーリーテラー山本が捌けば下手を打つ筈もないが、時代に裏打ちされた確信的とも言える役者たちのグルーヴ感が並ではない。恍惚なまでの至福と言う他ない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 橋本忍の包丁捌きには感嘆するが、尺の必然とは言え、政争にかかりっきりではさすがに飽きる。上の椅子を渇望してもそこで何がしたいのか、財前はただのエリート意識と出世欲の塊に過ぎないのか?告発としての機能は確かだが、ドラマを感じたのは東教授の娘が里見教授を称え医療の病巣を嘆くシーンのみ。 (kiona) | [投票(1)] |
★4 | 橋本忍のような脚本家は2度と出てこないのか (kenichi) | [投票] |
★3 | 「どんな手段を講じてでも、僕は教授になってみせる」。ジャーン、ドドドドドドドーン。「そ、そんな馬鹿な!」の繰り返しが2時間半。告発として優れているが、サスペンス仕立てのマンガ以上のものではない。ボースン石山健二郎の快演が嬉しい。ともあれ合掌。 (寒山拾得) | [投票(1)] |