★4 | ブレッソン映画の「厳しさ」は決して相対的なものではない。それ以外にはありえない簡潔で絶対的な所作(アクション)の厳しさ。その厳しさは私たち観客が涙することさえも許さない。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★5 | これまた恐ろしく峻厳な映画だ。多分、多くの人はこのような映画を芸術映画だと決めつけるのだろうが、私にとっては非常に面白い娯楽作であり、もっと言えば真の意味での「活劇」だと思える。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] |
★5 | [ネタバレ?(Y2:N3)] 最初から最後まで不幸せ。 [review] (pinkblue) | [投票] |
★5 | 冒頭のせりふがすべて。みんなそれぞれ身勝手だし、人間って、私ってどうなるんだろう、なんて思ったのは初見の高校生のころ。やっぱり、どうもならなかった。きつい。 (動物園のクマ) | [投票] |
★3 | 酒場、校門、教室、森の小屋、自宅の部屋。頻繁に描写される出入り口のどの扉も、まるで「何か」の訪れるのを待つムシェットの心の反映のように、いつも半分開いたままだ。思いもかけず訪れた共犯という心の連帯は、一夜の夢想に終わり、すべての扉は閉じられる。
(ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 追われるウサギの、最後の一蹴り。4.5点。 [review] (くたー) | [投票(5)] |
★3 | ブレッソンらしい厳しい映画。自分には厳しすぎるくらい。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★5 | 不寛容に行き着いた感情は他者の言葉を受け容れないので一方通行で断ち切られる。逆に行為は映画的運動として執拗に繰り返される。遮断と反復が交互にやってきて後付け解釈の欺瞞を排除した純粋映画が完成される。だから、水面の波紋も瞬く間に消え去るのだ。 (けにろん) | [投票(3)] |