★4 | 美しい男優女優のクローズアップのつなぎのなんと大胆なこと! 何よりも指摘したいのは、俳優たちが交わす視線の交錯の角度。この角度の斬新さと切れ味がこの映画を永遠のものにする。1910年代の市井の風俗の取り入れ方も丁寧で、瑞々しい一編に仕上がっている。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | ベッケル映画の男女の関係は、殴り殴られる関係にある方が良いことをしみじみと感じてしまう。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | あの着込んだコーデュロイ・ジャケットの味は、ジェラール・フィリィップにしか出せない。 (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | 凡才として生きることが出来ない人もいます。しかし、その中で本当に後世に残るのはほんの一握り。こういう役はフィリップのはまり役ですね。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | 主演二人は美しいが・・・。こんな安っぽいセットじゃモンパルナスの灯も映えない。まるで日活映画ですな。 (町田) | [投票] |
★4 | アヌーク・エーメは(06・3・29) [review] (山本美容室) | [投票(1)] |
★3 | ラストシーンの怖さはかなりのもの。ファンファンもモジ同様に夭折だし、なんだかもう、史実を越えたところまで呪われてる気がしてきてどうしようかと思った。 (tredair) | [投票] |
★5 | 無言の映画。 [review] (田原木) | [投票(1)] |
★4 | この監督の中では少し弱い。美術教室や河辺でのエーメとの視線劇など、繊細な視線の映画に仕上がってはいるのだが、個人的にはこの監督特有の「速度」(それは端的にフレームや扉を通り過ぎる人物、平手打ちなどで表される)が不足しているように思う。ヴァンチュラが絵を回収していくその無駄のない身のこなし、こういうのがもっと欲しい。マトラの移動撮影も華麗すぎてカメラの存在を意識させ没頭を時折阻害する。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | オーソドキシイな題材をベッケルが、いじり回して焦点ボケにしちまったんじゃなかろうか。モジリアニを取りまく人々がどうにも表層的で唯単に通過するのみでヴァンチュラだけが場面をさらっても仕方ない。アヌーク・エーメの美しさは目の保養。 (けにろん) | [投票(1)] |