★4 | 後半、寅が東野英治郎の先生の家で鍋をご馳走になるシーン。佐藤オリエが笑顔を見せながら奥へ立って行くバストショットをワンカット挿入するのだが、これがいい。もう唸ってしまうぐらい映画の幸福を感じさせる。 本作はシリーズ中で最も濃密な作品かも知れない。何より渥美清の気合がみなぎり、全力投球していることがよく判る。 [review] (ゑぎ) | [投票(6)] |
★3 | とむうぇいつさんのコメントかっこいいなあ。松竹映画のヌーヴェルヴァーグと関連づけるなんて、見事だなあ。映画をこよなく愛する方のコメントとお見受けし、尊敬しております。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 声をあげて笑ってしまった。 [review] (青山実花) | [投票] |
★5 | シリーズ2作目にして初めてお目見えする寅次郎の夢は、実に儚く切ないものだった。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | ヤクザが夢見る葛飾の日常。《パターン化前夜》 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 泣けました。寅さんの格好悪くて格好良い生き方に。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★3 | 1作目に比べると下町情緒が少なくなっている(京都の印象が強すぎるためか?)。失恋からの回復も素早いような印象。 [review] (RED DANCER) | [投票] |
★5 | 大島が『愛と希望の街』でインテリと貧乏人の断絶を描いてから十年、東大出の山田監督が古き良き股旅時代劇の器を借りて描いた失恋喜劇は、闘争と絶望でささくれ立った日本人の心を優しく包み込んだ。渥美清、あんたこそ傷だらけの天使だ。 (町田) | [投票(3)] |
★3 | チャキチャキの江戸っ子の寅とコテコテの大阪人の母ちゃんとの組み合わせが絶妙 (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★5 | 寅(渥美清)がまだ38歳と若いし、ヤンチャだ。味噌CMのシーンも、わかって見た方が面白いかも。佐藤オリエに、学園物の女性教師みたいな清らかさがある。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 周りが気を使えば使うほど、寅さんの惨めさが際立つ。笑いと切なさが混在していて、良いです。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★5 | 東野英治郎の漢詩を覚えたい。(05・8・09)
[review] (山本美容室) | [投票(4)] |
★3 | 第1作目の荒ぶる寅にガツンとやられた後なので、やや情緒過多な気がしないでもなかった。泣きまくる寅。胃をわずらう寅。刑事に懇願する寅。立派に大役を果たす寅。その落差こそが彼の魅力なのだろうけど。 [review] (tredair) | [投票] |
★4 | 渥美清と東野英治郎、ミヤコ蝶々の掛け合いは一流の音楽家によるセッションプレイを聴いているかのようで全く飽きる暇がない。佐藤オリエも市井の人っぽい平凡な雰囲気が逆に好印象。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | シリーズ中でも水準高く、ふられシーンも痛切なのだが、江戸っ子の寅のお袋に浪花言葉の蝶々ってのが違和感を禁じ得ない。夢想の世界の寅さんに現実のシビアさを割り込ませる山田流はテイストの範囲でよく、これは本質に関与し過ぎと思えた。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | この頃はシリーズがいつまで続くか分からないような状態だったのか、1作1作にやりたい事を頑張って詰め込んでる感じだし、どこかしら刹那的な感じも漂う。山田洋次の演出も勢いがある。佐藤オリエは、ババ臭い顔であんまり好きじゃないが好演。
倍賞千恵子が、可愛過ぎる。東野英治郎、ミヤコ蝶々はいぶし銀で、いつもながらさすが。['07.2.26DVD] (直人) | [投票(1)] |
★3 | ラブホテルにおける下世話と哀切の入り混じった件が本作の白眉。シリーズが巨大になるとこういう艶笑譚は自粛されたのだろう、惜しいことである。「浴槽の中へネオンがつきますさかいどうぞ」 [review] (寒山拾得) | [投票] |