★3 | 森崎東版『男はつらいよ』は矢張りシリーズの中にあって違和感ありありの寅さんだ。「いくら可愛いくっても妹じゃしょうがねえや」という寅。白いマフラーを巻いている寅。旅館の番頭として「労働」する寅。いやそんなこと以上に、 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★3 | シリーズ初期の試行錯誤の中で、監督が変わったことによって寅や作品自体に荒々しい空気が吹き込まれたこと自体は悪く思わなかったが、建物としての「とらや」と、さくらが物語にうまく機能していかなかったのは、やはり寂しく思った。 [review] (ナム太郎) | [投票] |
★3 | 山田洋二の前二作に比べて寅のドタバタギャグが目立ち少し鬱陶しい。旧来の松竹喜劇色が濃いのは森崎東演出の味ととるべきなのだろう。シリーズの魅力はスラップスティックではなく、各キャラクターとその心情だと分かるのはもっと後になってからなのだから。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | やはり『男はつらいよ』は山田洋次監督のものだとの認識を強くさせてくれた一本。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 監督が異なると微妙な違いがあるような感じがする。アップの度合いも違う。 (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 乱闘あり、刃物ありでシリーズ中で一番ハードボイルドかも (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 新珠三千代さんの高嶺感が半端ない。寅さんにゃ絶対手が届くまいと思わせる。新珠さんには似合う雰囲気。 [review] (G31) | [投票] |
★3 | 下品な笑いと上品すぎるマドンナとの調和が上手く取れていない作品だ。(05・4・30) [review] (山本美容室) | [投票] |
★2 | 前半、変にコミカルな音楽が過剰に挿入されているのが気になった。後半は一転してやたらと暗く、飛び道具までが出てきたときは「なんだかなー。」と思った。また、本職?のシーンが少ないので、売の口上を堪能できないのも寂しい。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 際どく表出する寅の男の性は寅屋の日常から切断された江戸川でさくらの慈母性に覆い包まれる。制約がもたらした情感。伊勢の旅館での顛末は番頭・女中連のコラボレーションが上滑る双方の想いを定位置に格納させる。充実のファルス。臨界線上で均衡した異形。 (けにろん) | [投票] |
★3 | “腹違い”故か、シリーズ化を見越しての方程式がまだ確立できていなかったのか、喜劇と人情劇がまだ“所帯を持てていない”感じ。 [review] (kiona) | [投票(2)] |
★2 | やっぱり山田洋次監督とは違う雰囲気。なんか薄っぺらい感じで、出来はあんまり良くない方だと思う。新珠三千代もただのイヤな女に見える。春川ますみ、野村昭子が好演。['04.7.23VIDEO] (直人) | [投票] |
★5 | 全作品中、シネフィルを満足させる「映画」として随一のもの。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |