★4 | 「実験」と称して恋人たちの仲を引っ掻き回し、その結果に一人で悦に入っているオヤジ。しかし若い恋人たちの関係はそのくらいのことで揺るぎはしないのだ。若さ万歳。若者たち万歳。[ユーロスペース1] (Yasu) | [投票] |
★3 | 人物背景に布置される樹木の艶や、木漏れ日の煌きや、画面に入り込む湖の波立ちの加減が、その前景で行われている主人公と友人の女流作家の心理戦の卑猥さを隠しているのか顕しているのかどちらとも取れる両義性に感動する。微妙な露光が身震いするほど良い。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | アルメンドロスの卓越した撮影を見ているだけでもう何も要らないという感慨を抱かせるし、ロメールの演出も美しい時間を定着させていると思う。しかし幼く見えるカットつなぎがその時間を中断させてしまう。どうもこゝ迄説教臭くなると私には興ざめ。このブリアリの知ったかぶりは全くもって鼻持ちならない。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 水面、新緑、若い肌。潤いと煌きの映画である。『危険な関係』に連なる「共犯もの」として狙いは悪くないし、ローラからクレールへの移行なんて見事なんだが、熟したてのチェリーだの、突然の雨宿りだの、イメージが貧困過ぎて興ざめしてしまった。またブリアリは神秘性に欠けただの変態親父にしか見えない。 (町田) | [投票(2)] |
★4 | 屁理屈ばっかで何が言いたいのかサッパリ分からないジャン・クロード・ブリアリはともかく、危険な遊びという感じのストーリーで観ていて面白いのは確か。このエロさがロメールの真骨頂だと思う。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★4 | 膝をなでるおっさんの手つきがいやらしすぎ。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 期せず到来した親子どんぶりこの世の春に膨張するオヤジのレゾンデートルは到来した本命美少女クレールの歯牙にも掛けない振る舞いに萎みそうになる。慌てて膝フェチの搦手に逃げて自我を保とうとするが雨宿りの場の醜慘な帰結。ホント男とはバカだとの哄笑。 (けにろん) | [投票] |