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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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飛行士の妻(1980/仏)************

★4「尾行」は運動とサスペンスを一挙に成立させる映画的行為だ。ヒッチコックを父に持つ映画であることは明らかだが、その参照の仕方は多分にトリュフォーと響き合っているかもしれない。また主人公と探偵気取りの少女の会話が抜群に面白い。ただの会話を面白く撮れるか否かで演出家は一流と二流以下に分類される。 (3819695)[投票(2)]
★31日のうちにありそうもない遭遇が何回も重なるストーリーながら、作りこみすぎと思わせないスムージング技術の高さに驚く。自然なロケ撮影と、会話の重ね方の丹念さと、人物が登場しない捨てカットが捨てカットに終わらぬ計算との相乗作用だろう。 (ジェリー)[投票(2)]
★4一見無頓着なようで計算された構図(冒頭洗面所でのショットにおける鏡の配置など)、自然光・間接光源を見事に扱った美しい照明。バスでリュシーと出会う際の視線演出を筆頭に、全編隠れた厳格さに痺れる。傑作。改めてロメールの映画を観るとカサヴェテスっぽくもある。 (赤い戦車)[投票]
★5ふたりが茶店を出て両側駐車の緩い石畳の坂道を登りながら延々喧嘩している件。公園で探偵していたら飛行士と連れ(妹と判明する)が半円を描いた舗道をこちらに向かって歩いてくる件。このふたつが抜群に素晴らしい。ルーズに見せた完璧な構図とアクション。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]