★5 | 画面の熱。云うまでもなく、それは撮影地の気候などとはまったく関係のない何ものかである。痩せた土の「黒」と雪や吐息の「白」を基調としたこのモノクローム画面は、しかし狂的に熱を帯びて燃え上がっている。「撮影のテンション」「演出の切迫感」などと云い換えてもよいであろうその熱は、適度を遥かに超えて過剰である。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★3 | 旧体制の皮肉や批判は新指導部のプロパガンダに使われる…。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |
★5 | スーチャン収容所のシーンは、どのシーンにおいても登場人物が怒鳴りあっているという印象で、これほど人物が怒鳴りあう映画はちょっと思い出せないくらいだ。ワレルカとガリーヤの会話も常に怒声。ワレルカと母もそう。母に横恋慕する青年が唄う鼻歌(?)のなんと暴力的な響き! [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★5 | 映画の素晴らしさは言うまでもないが、原題の韻を活かした素晴らしい邦題にも(直訳みたいだけど・・)5点! (FunQ) | [投票] |
★4 | 振り返ると、あの時、俺の少年時代は終わったのだと、わかるのである。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★5 | 全ての者が己のことだけを考えている。ただ一人、ある少女を除いては。 [review] (田原木) | [投票(4)] |
★5 | 恐るべき子供、カネフスキー。 [review] (くたー) | [投票(5)] |
★4 | ぶっきらぼうだが力強い映画。傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 肉厚の生肉をぶつ切りでゴロッと出されたような印象。凄いんだけど、俺には咀嚼しきれない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★5 | 悪ガキ譚としての日常が非日常へ延伸する契機の列車転覆や糞尿泥濘の醒め切ったスペクタキュリティもだが女囚の売春や強盗団の殺人など少年が見聞きし体験する外世界の非情こそカネフスキーの現状認識だった。1人世界を引き寄せた少女も断たれ母は狂う。 (けにろん) | [投票(2)] |