★3 | “身内”の人間が作ったドキュメンタリーがいかに歪められたものになるかを示す好例。[シネマライズ渋谷B1] [review] (Yasu) | [投票(3)] |
★3 | 皆強烈な個性の持ち主ばかりで息つく暇なくラストまで引っ張られる。それでも新藤兼人の構成の取捨選択には疑問を感じる。ラストのガソリンスタンドなんてどうでもいい。仕事においても私事においても、もっと肉迫すべきだと私は思う。ただ田中絹代の登場シーンの「ため」はいいし、矢張りこゝでも最も感動的なのは田中絹代だ。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | ひとりの映画作家がいろんな映画関係者の証言で浮き彫りになってゆく。演出家という殻をつついて男として愛さない女優。結局同じ殻同士だったんだろうか、、。それとも、やはり孤高の自分を持っていた人だったのだろうか。ひとりの人間として興味深い。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 溝口健二を原体験していない者として、ミゾグチを学ぼうと思わせた映画。 (chokobo) | [投票] |
★4 | 溝口への尊敬からなのか、女優としてのプライドなのか、新藤の追及に懸命に抗弁する田中絹代の頑なな表情が追い詰められた子供のようで印象的。溝口を誉めそやすばかりの登場人物の中にあって、その弱点を大らかに語る増村保造の指摘にも納得する。
(ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | 本音を引き出すという意味では凄いけど、溝口監督そのものよりも新藤監督から見た溝口健二という一個人を突きつけられた感じ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 溝口監督の作品を観たいと思うのだが・・・意外とビデオになっていない・・・残念だ。 [review] (RED DANCER) | [投票] |
★3 | 久し振りに観たら、以前より面白かった。昔より溝口健二の映画を観ていたり、関係者を知っているというのもあると思うが、'75年当時の京都の町並みや、古い京都弁が楽しかったのだと思う。長尺だけど飽きない作り。数いる証言者の中でも田中絹代、内川清一郎、渾大防五郎が印象的。['04.7.20DVD] (直人) | [投票] |