「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
もどり川(1983/日) |
近代の黎明期・明治と隆盛期・昭和の間にぽっかりと口を開いた大正の闇。華やかさと混沌の時代を生きる歌人・苑田嶽葉の迷いとエゴは、先の見えない近代化への不安に重なる。惜しむらくはクライマックスの心中シーンが冗長。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
オオッ!これが!あの!伝説の! [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
大震災の描写はじめ、日活では望むべくもなかった豪華さ。神代の大正美術の達成を愛でる映画。緑の提灯がいい。話は薄い(濃すぎると云うべきか)が、女にモテない奴には判るまいと云われれば退散するしかない。ラリパッパ・ショーケンを煽り立てる原田美枝子怪演。 (寒山拾得) | [投票] |