「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
バットマン(1989/米) |
心を仏にしてジャック・ニコルソンの悪ふざけは許すとしても、やっぱりそれほど面白くはない。傑作『バットマン・リターンズ』との最大の差は美術だろう。悪夢を見ているかのような眩惑を覚える、というところまでには至っていない。 [review] (3819695) | [投票] | |
悪役、悪役、悪役! 20世紀初頭の商業化以来、映画は魅力的な悪役の造形に全精力を傾けてきたのだ。そして、この作品において、ジョーカーという極上ビンテージをまたひとつ創造したのだと思う。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
ジャック・ニコルソンはトチ狂っているし、マイケル・キートンとキム・ベイジンガーの恋は描かれないしで全くオソマツ。ジャック・パランスだってもう少し巧く見せなきゃ。『シェーン』のあの悪役、『攻撃』のあの軍曹だぞ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
『バットマン』が復活したというだけで十分エキサイティングな作品だと思います。 (chokobo) | [投票] | |
今なら逆にティム・バートンに『バットマン』をやらせる製作者なんていないかも。まさにやったもの勝ちの世界。個人的にはニコルソンが嫌いになれない要因ともいえる映画。あのキャラで泣かされるなんて! (ナム太郎) | [投票(2)] | |
化学と美術に秀でた才能を持つというジャックがジョーカー(ジャック・ニコルソン)へと転じて、進化(化学)と文化(美術)を目の仇に大ハシャギの復讐譚に哀愁が滲む。お祭り騒ぎの対決のなか、受けて立つバットマンが、あまりにも何者でもなく、拍子抜け。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
バットマンってひょっとして『ダーティ・ハリー2』の白バイ警官や、『セブン』の犯人に近いんじゃないか?描きようによってはモロ悪人にもなってしまうぞ。そのバランスで遊ぶか?ティム=バートンよ! [review] (甘崎庵) | [投票(6)] | |
『スーパーマン』より『バットマン』の方が好き派。 (RED DANCER) | [投票] | |
にわかバット・ファン(ただのプリンス・ファン)には、ノるのにとまどいを覚える世界でした。 (G31) | [投票] | |
それまではどうでもよかったジャック・ニコルソンがとんでもなくチャーミングに見え、ジョーカーに思いっきり感情移入。そして泣く。バットマン、あんまりだよ…。あんなことされたら怪人にだってなるよ…。 (tredair) | [投票(3)] | |
この映画の最大の見所はマントの質感だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
本来はパルプな世界で語られるべき物語だが目一杯ゴシックでダークなゴッサムシティの美術とメカフェチズムを強引に投入する。その一方でニコルソンの暴走に任せたキッチュな造形は何故か予定調和的。どっちもバートンの資質だが喰い合わせが悪い。 (けにろん) | [投票(2)] | |
晴れた日に必ずしも浮かれた気分になれないようなガキだった俺にとって、ティム・バートンってのは、「おっ!ここの家だけ、雨が降ってる!」・・・そういう監督でした。これからもそうあって欲しいです。 (kiona) | [投票(1)] |