★4 | ロバート・デ・ニーロの狂気の度合いは冒頭から既に『タクシードライバー』ラストにおけるそれと等しい。またその狂気自体は劇の進行に従って増大するものではなく、ほぼ一定の値を最後まで保っている。行動のエスカレーションは周囲が加えてくる刺激の変化に正しく対応した反応にすぎない。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | ロバート・デ・ニーロ は偏執的な演技をさせると抜群なできをみせる。ジェリー・ルイス が素に戻った演技をしているので、余計、ロバート・デ・ニーロの不気味さが目立つ。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 本当にこの頃のスコセッシのタイトルインは格好良かった。多くのシーンを忘れてもレイ・チャールズの「Come Rain or Come Shine」は忘れられないだろう。サンドラ・バーンハードへの演出は過剰ぎみとも思えるが、後半、彼女の邸宅のシーンの美しさ、その狂気的と云っていい美しさを倍加している。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 絶頂期のスコセッシが放つ最高に笑える笑えない映画。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | トラヴィスとルパートの姿は実と虚を求める同じデ・ニーロの両面を表してるように思えます。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | パプキンの名はハロウィンの魔除けカボチャを連想させ、
行動も最初は「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」と唱えて家を訪ねる無邪気な子供の姿みたいで笑って許せるのだが、次第にエスカレートする姿はホラーそのもの (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 自分自身の閉じた精神世界から一歩も抜け出せないために、他人の話をまともに聞くという、人として最低限のことが全くできない・・・こういう人って現実にもいそうだけど、実に細かく観察していると思う。このリアリティは凄い。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★4 | スコセッシが最も冴えた演出をしている映画。現実なのか妄想なのか境界が曖昧になりつつ一気呵成にラストまで持っていかれる快感は、彼の作品の中でも随一のもの。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ヤベーやつ、こわい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★5 | こんな風に生きていく。思い通りにならない現実にも、認めやがらない世間にも、自分自身の吐き気がするほどちっぽけな才能・人生・運命それら全ての限界にも、ナカユビ突き立てながら生きていく。いつか地球に土下座させるまで。 (kiona) | [投票(3)] |