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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ある殺し屋(1967/日)************

★4宮川の撮影は信号機を使った演劇的な場面なんかも唸ってしまうのだが、むしろアパートの一室や窓からの眺め等、普通の風景で抜群に引き締まった画を提示する。何とシャープな画面。その中で雷蔵、野川、成田それぞれが甲乙つけがたい存在感。最後に成田が映画全体をかっさらってしまうのは意図したものではないのだろうがこれもご愛嬌。 (ゑぎ)[投票(2)]
★4市川雷蔵が靴下はいてる。と、他の映画で靴下ってどう映ってるのだろう?と靴下のことばかり考えた。 (ALPACA)[投票]
★4この作品の雷蔵は、ほんとにすごい。成田三樹夫野川由美子と周りを取り巻く役者さんの暑い演技と対比されて、余計にすごく感じる。 (動物園のクマ)[投票]
★4たいした話でもないのに、脚本の構成力と、宮川一夫のさりげなく凄い画と、何もしない市川雷蔵のフツーのおっさんぶりと、野川由美子の下品な華やかさと、成田三樹夫の真面目な可笑しさで、最後まで見せきってしまう素晴らしく映画的な映画。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4汚い仕事も鮮やかに、高貴に決める雷さまの真骨頂! [review] (ボイス母)[投票(2)]
★4こういった黙々ときっちり仕事をこなす職人が出てくる映画大好き (TOMIMORI)[投票]
★3あの大スター市川雷蔵が、こんな目立たぬ凡庸なオッサンだとは信じられん!と思う。17年前初めて見たときはその逆だった。 [review] (G31)[投票]
★3市川雷蔵が群を抜いて素晴らしい。スターとしてのオーラを徹底して消し去っている。扉・窓の開閉による通風性の操作、覗きの視点を導入することによって空間に深さを生み出す森一生宮川一夫の職人的手腕もお見事。野川由美子のバイタリティは増村色が濃い。 (赤い戦車)[投票]
★4野川由美子のお下劣なビッチ・キャラ造形を愉しむ映画。脚本家は絶対、個人的な女への憾みを叩きつけているに違いない。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]