「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
リトアニアへの旅の追憶(1972/米) |
実によく出来た映画。特に第二部のリトアニアでのカッティングは今見ても新鮮な驚きに満ちている。こういう落ち着きのない画面は私の趣味ではないが、ここまで徹底してやられると快感に転じてくる。画面に映る人たちが悉くカメラ目線でメカスとの関係性を暴き立てる画面も、音楽の使い方やメカスのナレーションも快感。 (ゑぎ) | [投票] | |
眠くなるほど遠い過去の記憶と、今目の前にある風景と、そのどちらもが自分の現在の一部分であるにもかかわらず、その両方を捉えられるのは自分一人だという、切なさと孤独の囁き。 [review] (tomcot) | [投票(1)] | |
全く自然の色。その色達の詩。 (pinkblue) | [投票] | |
美しい記憶の断片をたぐりよせながら、カメラの動きはひたすらもどかしく対象を彷徨う。それゆえの切実な希求を感じさせる、故郷への思い。 [review] (くたー) | [投票(1)] |