★4 | 一つ目の殺人シーン迄の展開は徹底的にきめ細かな演出で一瞬たりとも目が離せない。しかし恐るべきは二つ目の殺人シーンに到る暴力の強度とスピード感だ。複数人に唐突に拘束され運ばれる様!「命」の扱いに震撼とさせられるのは一つ目の殺人シーン以上にこの二つ目の殺人シーンだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★3 | ユゴーの小説を彷彿とさせた。生々しく冷徹だが血の通った映画だと思う。 (buzz) | [投票] |
★5 | 黄色っぽい映像と物語がきっちりかみあっていて、詩人であると同時に職人でもあるキェシロフスキーの偉大さを再確認した。 (tredair) | [投票(1)] |
★4 | キェシロフスキ初鑑賞。無愛想なドキュメンタリータッチで描かれる2つの殺人。切れ味抜群。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 青年の殺人に至る背景が解き明かされるにつれ感情移入を強制される居心地の悪さを感じたのは事件と社会構造とのロジカルな因果関係を解き明かせてはいないからだろう。にしても、このフィルター駆使による閉塞感と救いの無さの表現は呵責なく鋭利。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 前半はショートコント集の趣がある。運転手ヤン・テサシが待ち客捨てての遁走とか、野良犬に与えるサンドイッチとか、青年ミロスワフ・バカが橋の欄干から石落としたら下で車のクラッシュ音がするとか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |