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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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盲獣(1969/日)************

★4原作の前半だけを切り取って、そこへ原作には無いマザコンの要素を加えて圧縮して、とんでも変態映画に仕上げた、その力量!リアルタイムに劇場で観たかった。登場人物がほぼ3人だけというのも、この濃密な物語をより深いものにしている。 (青山実花)[投票]
★3割と牧歌的な映画だな。と思った。 (マリオ・フーパー)[投票]
★4この映画は、触覚でしか得られぬエクスタシーを、視覚でしか共有できない観客へ伝播させるという矛盾をはらんでいる。 ポイントは緑魔子の身体の曲線にそって男が這わせる指の動きと、それに抗う女の肉体のせめぎ合いの淫靡さの表出であり、充分に成功している。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4every parts of love&her [review] (ボイス母)[投票(3)]
★5得てして軟派なコスチュームプレイに陥りがちな江戸川乱歩映画化作品の中にあって唯一、普遍的文学性を獲得するに至った増村ならではの傑作。緑魔子が放つ悪魔的魅力はあの変態箱庭に勝るとも劣らない。シュゴイ! [review] (町田)[投票(3)]
★2あんたら、不要なのは目でしょ、目! [review] (G31)[投票(4)]
★4良いねぇ緑魔子。期待以上。 [review] (くたー)[投票(1)]
★4プログラムピクチャー特有の尺の短さゆえか、要所要所での性急さが惜しい。これは「触覚」にしても「痛覚」にしても、より濃密に五感を刺激するよう演出されるべきであった。例えば死体の腐臭などはもっと面白く扱われても良かったはずだ。出来上がった映画が十分楽しめるだけに余計歯痒さが残る。 (赤い戦車)[投票]
★3なんだか妙に説得力を感じてしまった。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★4変態世界を描くに、抑制があれば歯がゆいし露骨では痛い。微妙な距離感覚。セーブするものがあればこそ打破する越境感覚が生じるのであり、皆逝ってるのに生真面目でもある。これを見て爛熟の平成の世に乱歩を映画化する無意味さを噛みしめろ! (けにろん)[投票(1)]
★3三角関係における心理の交錯、軋轢にはドキドキさせられたが、その解消後は、取り残された。ナレーションによってすっ飛ばされたが、その後が本当に描くべきは、蹂躙されながらも隷属してしまう過程の心理ではなかったか。それが無くてのSM大会は、コントにしか見えなかった。 (kiona)[投票(3)]
★3アングラ劇タッチは愉しく俳優単位では素晴らしい作品。最初から逝っちゃっている抜群の船越英二を彩る緑魔子の抑揚素晴らしく、千石規子さんのガラッパチばあさんもさすが。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]