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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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秋のソナタ(1978/スウェーデン)************

★4愛と憎悪に引き裂かれた女たちは言葉を乱射する。だが、ここで最も重要なのは言葉ではなく「顔面」である。引き裂かれ、どくどくと血の流れ出る裂け目としての顔面。ベルイマン作品にあっては、映画的な仕掛けの乏しさは顔面への集中の度合いの強さを意味している。 [review] (3819695)[投票]
★5男と女とは評価が分かれるのでは。私は壮絶な母娘の女の業のようなものと思いましたが、家内は、所詮男が作った頭の中での話よと言い放った。(大なり小なり日常的らしい) (セント)[投票(5)]
★5バーグマンVSウルマンの対決。この静かな静かなそして恐ろしい会話。見事に心の深層にのめりこみますよ。 (chokobo)[投票]
★4演技にのめりこむという幸福な時間をこの映画は与えてくれる。そしてその濃密な時間を美しい撮影がやさしく手助けする。これは傑作です。 (ナム太郎)[投票]
★4人は自らの想い(感情)を言葉や表情こめて互いの理解をはかる。しかし、娘と母が見せるそれは拒絶と絶望の表情だ。「言葉にならない感情」に歪みこわばる顔。「感情に翻弄された言葉」にたじろぎ崩れ落ちる顔。理性や感情で制御できない、むき出しの人間の顔だ。 (ぽんしゅう)[投票]
★4本作を書いてる内に気づきましたが、バーグマンはスウェーデン語だとベルイマンと読むんですね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4ねえねえ、どーして娘と母の確執をそんなに分かってるの? (ボイス母)[投票(1)]
★4親子間の確執をここまで微細に言語化するってなかなかないよな、という意味で面白いが、やっぱり見ていて気分が悪い。 (G31)[投票]
★4バーグマンのドキュメンタリー、もしくはスーパーヘヴィーな「いつもポケットにショパン」。ベルイマンが母にも娘にもなったことがないだなんて、ちょっと信じられません。 (tredair)[投票(1)]
★4この映画を観て、バーグマンを許した。 [review] (くたー)[投票(5)]
★5あまりにもいたたまれなくて、映画館から逃げ出したかった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4透徹された表現主義は影を潜め自然主義的表現だからこその火花散る演技合戦に圧倒され、ショッキングなディテールも冴える。そして、カメラの前後の葛藤にも。対極の映画史を背負った2人のBergman。絶望の深淵からしか得られない達観にこそ真実はある。 (けにろん)[投票(1)]
★4打々発止にただただ圧倒。 (coma)[投票]
★4主演俳優の表現の巧拙は、いかに全体を通して起承転結をつけるかにかかっているのだと、名優ふたりに丁寧に教えてもらった。タイトルバックの美しさが主題を優しく包んでおり、これも印象に残る。 (寒山拾得)[投票]