★3 | 『フランケンシュタイン』の正統続編。4年後の制作時期とは思えないほどにつながりがしっかりしている。怪物であることの実存的不安を描いた点は前作を凌ぐ。ただし怪物性はどうしても一歩後退してしまう。特撮の出来栄えは今尚一級品でイマジネーションに酔った。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 全編スタジオセットだろう。しかし見事な美術装置だ。前作以上に素晴らしい。盲人の家が炎上する様。プレトリアス博士が取り出す瓶詰めの生命。花嫁−人造人間を創造するシーンの禍々しさ。凧を使ったスペクタクル。エルザ・ランチェスターの奇矯だが哀しみに満ちた造型。全く瞠目することしきり。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 数あるフランケンものの中(オリジナルより)でも、よりフランケンシュタインの持つべき哀しみがつめられている。って、もっと哀しいフランケンシュタインがあってほしいのですが。 (ALPACA) | [投票(1)] |
★4 | 生命体作りに没頭してゆくフランケンシュタイン博士(コリン・クライブ)とプレトリアス博士(アーネスト・セジガー)のモンタージュが圧巻で、人の好奇心の罪深さと哀れが滲む。魔性漂う花嫁エルザ・ランチェスターのクールな造詣が不気味で美しい。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 前作『フランケンシュタイン』と合わせて観ると、良い部分が相互補完し合って見事な作品となってます。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |