★3 | 気まぐれに燃えたり、気まぐれに燃えなかったり‥‥‥「熱さ」という本質的な属性さえ放擲して、不精らしくちろちろと冷たい‥‥‥それでいて干渉されるのが大嫌いな気難しい生き物、それが鬼火。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 20歳ごろ見たときは弱弱しい一人の孤独な男の数日のスケッチと思ったが、最近見てみると、自意識過剰な男の能動的な死に方に大分印象が違っている事に気付く。これは年齢のなせる業か、、、。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | ルイ・マルは、こっち。作家の自意識でなく、見るものの自意識を開かされる。 (ALPACA) | [投票(2)] |
★4 | 危うさと頑なさにまみれたアラン(モーリス・ロネ)のパリの徘徊から、いつしか目が離せなくなる。そして、旧友たちとの間に一方的疎通しか許さぬ半透膜が、彼の身にまとわり付いているさまが見えるような気がしてくる。ルイ・マルの誠実な視線のたまものだろう。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | セリフの意味の大半が理解できず、このどんよりした空気(サティ、あんたも共犯者だ!)を早くなんとかしてくれよと叫びたくなった。こういうのを好んで見ていた団塊の世代はレベル高すぎ。背伸びしてたんだと信じたい。
(TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 堂々とした映画だが衝動は感じられない。ジスラン・クロケ撮影の冷徹なこと! (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ルイ・マルにその気はあったか?いろいろ雑感→ [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★5 | 強固なまでに内省的で文学臭ふんぷんたる出来だが、惚れ惚れするくらいに堂に入ってる。トーマス・マン「魔の山」めいたサナトリウムの似非会話の空疎。クロケのモノクロームの艶とサティの前衛。幾多の最高品質が融合した正真正銘の傑作。 (けにろん) | [投票(1)] |
★2 | 一面的な人生観しか持てない主人公の、最後の放言で明らかになるナルチシズムが無惨。取り囲むスノッブ連のなかでも一番馬鹿なのは主治医で、依存症患者を病院から放り出す当時の医療レベルが嘆かわしい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |