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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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青べか物語(1962/日)************

★4森繁久彌も黙ってしまうほどのアクの強い面々。レビューにはほんの余談を。[シブヤ・シネマ・ソサエティ] [review] (Yasu)[投票]
★3何かもうひと伸びが絶対的に足りないし、後半は失速に向かって突き進むのだが、その失速を埋め立て事業等とし、それに呑み込まれる浦粕の住民を現す手法だと解釈すると、じんわりと骨身に染み入る感情がある。干潟が海の下に潜り込むように、人の思い出が海の底にアスファルトの板の下に潜り込む。 [review] (ジャイアント白田)[投票]
★4山周の原作は既読。と云っても、これも学生時代に読んだきりで、各挿話とも忘却の彼方だった。本作を見て、主人公の森繁久弥が、途中までオフのモノローグだけで、会話の科白が全然ない、ということにひっかかり、 [review] (ゑぎ)[投票]
★4これまた破壊的な面白さ。でも映画館で観たフィルムはボロボロだった。もっと川島雄三を大切に! (tomcot)[投票(1)]
★4泣きと笑い、虚無と熱気、そしてはじまりと終わりのなんとも絶妙な対比。それにしてもこの東野英治郎加藤武は夢に出てきそうだ。 [review] (町田)[投票(2)]
★4結局何が言いたかったのかわからないのだが(あえて言うなら「身の置き所のなさ」だろうか)、作家の冷めた視点に支えられた静寂と喧騒のメリハリが絶妙な味わいを醸し出しており、そのうちまた見たくなりそうな作品。 (TOMIMORI)[投票]
★3出銭によって夢の国に(夢の島ではない)変えられてしまう前のこの土地も、それなりの豊穣はあったのか。 (G31)[投票]
★3川島今村の師匠であったことを考えれば決して不似合いな世界とも思えないし、ごちゃごちゃした世界を捌く手際は認めるが、何分淡泊に過ぎるし、大体森繁がミスキャストと思う。語り部に徹するには俗世の垢にまみれ過ぎてるのだ。 (けにろん)[投票(1)]
★5土地、土地の名、ドキュメント、具象性、悲劇と喜劇。同じ周五郎作『どですかでん』に欠けていたものが本作には横溢している。向こう岸から手を振るだけで自分の映画にしてしまった桜井浩子の儚い笑顔が忘れ難い。 [review] (寒山拾得)[投票]