★5 | 引越しは出来れば避けたい危険行為であり、医者のいうことが正しいとは限らず、妊娠は異物を抱え込むことであり、隣人の正体など分かったものではないということが、飛び切りの説得力ある演技と演出で語られている。日常生活と地続きの恐怖世界に対する眠った感受性が、痛覚として呼び覚まされる。ミア・ファロー、完璧だ。 (ジェリー) | [投票(8)] |
★4 | 家庭を犠牲にしてまでのし上がろうとするワーカホリックを風刺した映画なのだが、妊婦の不安定な精神状態と監督の視点との一致、現代に形を変えて生きる悪魔を出して風刺を映画にした力はスーパーヘビー級。
[review] (ジャイアント白田) | [投票(7)] |
★4 | これはまるで冒険ミステリーだ。そういう意味で「活劇」として素晴らしい。全くショッカーでないところが良い。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | まだ全篇憶えているぐらいショッキングな映画。感覚的にゾワッと来る不快感と怖さ。ラストは母性を超えて観客すべてに恐怖を送る、ミアファローというより女優の最高の演技。 (セント) | [投票] |
★3 | こええ! [review] (chokobo) | [投票(4)] |
★5 | 淡い都市空間に蠢く毒キノコ色の悪意。悪もまた人の心の一部である限り、生き残り、はびこる根拠があるという恐怖。命を死守せんとする本能が母性だとしたら、これほどまでに説得力を持った「どうしようもない恐怖」があるだろうか。ポランスキーの語り口は完璧。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | ホラー性を無くしてもちゃんとオカルト作品は作れます。その好例…他にはほとんどありませんが。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 世界一、胸クソ悪いハッピー・エンド。 (町田) | [投票(11)] |
★3 | この映画に限らず、子供を産むという行為そのものがホラーであると思った。女って凄いよね。 (TOMIMORI) | [投票(3)] |
★3 | 普通に可愛かったミア・ファローが、身篭ってから夢見る少女系に変わっていく点に違和感。だが、何か不吉な事が起こってそう、な感じがするのである。 (G31) | [投票] |
★5 | この映画には確実に「何か」が憑依している。呪われた作品だ。(05・5・20) [review] (山本美容室) | [投票(2)] |
★3 | ちょっと期待はずれ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ほぼ四半世紀ぶりに最鑑賞して評価上がる。若い頃に観た時は苦笑した記憶があるんだが、今観ると怖いね。これ、怖いね。 (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 冷静に考えると何が怖いのかうまく説明できないのだが、それでも明らかに怖い。というのがこの映画の素晴らしいところ。 [review] (緑雨) | [投票] |
★4 | メジャー仕様の『反撥』焼き直しで、決定的に主人公の追い込みが緩いのだが、自壊するのではなく他者からの侵食によるあたり、米国に内在するトラウマを焙り出している。ジャジーな雰囲気と随所のポランスキー流夢幻のイメージショットが懐旧的な味わい。 (けにろん) | [投票] |
★4 | いいんだがこの映画、誉められ過ぎ。黒魔術の薀蓄や的確な心理描写に富んだ無茶苦茶面白い原作のダイジェスト版に過ぎず、ミア・ファローを主演に置いた慧眼と、電話ボックスの件の巧みさ以外に、小説を超えるところがない。 (寒山拾得) | [投票] |